CCDセンサの特徴


CCDセンサ
特徴
KODAK
KAI-11002
35mm判フルサイズの面積を持つインターライン型CCDセンサ。 多くのカメラレンズが35mmフルサイズを基準にして設計されているため、これらをフルに活用するのに適している。 感度は可視域を中心に比較的高く、9ミクロン画素は光学系の性能を十分に描写してくれる。 インターライン型であるため画素内の受光部分は縦長の長方形で、横方向からの斜め入射光が受光しにくく、昔の広角レンズで撮影すると横方向に周辺減光が現れる。 
KODAK
KAF-8300
画素サイズが5.4ミクロンと小さいため光学系の性能をいかんなく描写する。 830万画素はA4プリントに十分な解像度である。 ノイズも小さく均一なバイアスフレームである。 フルフレーム転送型CCDセンサであるが、アンチブルーミンブゲートとマイクロレンズを有しており、ブルーミングが発生せず感度も高い。 小さい望遠鏡で大きく写すのならこのセンサを使うとよい。
KODAK
KAF-16803
4096x4096ピクセルの35mmフルサイズを超える面積で、マイクロレンズとブルーミングゲートを有しており、最高峰のCCDセンサである。 感度もピーク60%超の量子効率をもち、Hα撮影にも適している。 35mm判フルサイズ設計のカメラレンズでも、物によってはこのセンサを満足させることができる。
KODAK
KAF-402ME
マイクロレンズの付いた高感度タイプである。 ノイズが大きいため強力に冷却しないと その高感度が生かせない。 
SONY
ICX-285
SonyのCCDセンサの中で最も感度が高く量子効率は60%を超えているといわれている。 6.45μmの140万画素で、マイクロレンズとブルーミングゲートを有している。 ダークノイズ・バイアスノイズが非常に小さいため得られるS/Nは非常に高い。 フルウェルキャパシティが小さくすぐに飽和しやすい。
E2V
CCD47-10
裏面照射タイプのCCDを数多く揃えているE2Vはプロの間でもとても人気のあるCCDメーカです。 最大感度は90%以上にも達し 、CCD表面のコーティングタイプによって最適な波長域が変わります。 ミッドバンドはもっとも感度が高く可視・赤外域で高いパフォーマンスを見せてくれます。  ブロードバンドは可視域に最適化されたタイプで近紫外・可視域で高い感度をもっています。 UVタイプは300nm付近の紫外線に高い感度を持っています。  DD(Deep Depletion)は赤外に高い感度を持っています。 
E2V
CCD42-40
CCD4710と基本性能が同じで2048x2048と高い解像度を持っています。 画面右と左で2分割で出力するためダウンロード時間が 半分に短縮されてます。
Fairchild Imaging
CCD3041
裏面照射タイプのCCDで最高感度94%を誇るのはフェアチャイルドイメージング社です。 高価ですが非常に性能の 優れたCCDセンサです。 出力数は2または4で高速ダウンロードであることも特徴です。



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