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GSOの口径40cmリッチークレチアン望遠鏡のチューンナップを行い本来持っているポテンシャルを 最大限に引き出すサービスです。 次の4項目を改善することでGSO40cmならではの 本来の映像を引き出すことが可能になります。 当社では光線追跡ソフトウェアを駆使して望遠鏡の公差解析を行い、シミュレーション結果の数値に基づいて 必要十分なレベルに望遠鏡各パーツを調整しております。 ■ミラーの遊びを最小にする セルと主鏡の遊び量をゼロにして望遠鏡がどの方向に向いてもミラーシフトが 起きないようにします。 主鏡の厚みは直径に対し1/9と薄いため極端に遊び量を 押さえ込むとミラーの歪が発生しますので、最小限の圧力で保持します。 ■ミラーセルの横シフトを最小にする ミラーセルはバックプレートから押し引きネジでチルト調整できるようになっておりますが、 それと同時に横方向にシフトが発生する構造でもあります。 ボールジョイントに似た構造と ネジの平行移動度を上げることでセルの横移動を0.2mm程度に押さえ込みます。 ミラーの 遊び量を最小にする加工と合わせて従来の1/20のシフト量になります。 ■迷光バッフル追加 主鏡筒内の塗装はつや消し効果の高い粉黛を使った塗装ですが、バッフルを2枚入れることで 1次散乱光を無くします。 つや消し塗装だけでは迷光が4%程度にしか抑えられないのに対し、 リングを入れた箇所は迷光をほぼゼロにすることができます。 2インチアイピースを 使ったときに迷光が発生しないよう設計したリングを取り付けます。 ■オートコリメーション 望遠鏡の決像性能を評価するときに使うのがオートコリメーション法です。 望遠鏡の 筒先に望遠鏡より大きいオプティカルフラットを置きます。 接眼部に5〜10μm程度の ピンホール光源を置くと、そこから発生した光は望遠鏡を通って平行光となってオプティカル フラットに照射しそのまま180度反射して戻ってきます。 戻ってきた平行光は 望遠鏡を通り再度決像します。 途中ビームスプリッターを使って戻ってきた光は 90度ずらして評価します。 この方法はZygoなどの干渉計を使って面精度を 計る方法に使われております。 副鏡のセンタリング調整も含め光軸調整を行います。 ■カーボンルック センターセクションとバックプレートの間にあるアルミの筒に、本体カーボントラスとのデザインの色調を合わせる カーボン模様のカッティングシートを貼り付けております。 こちらのサービスはお客様のご希望に応じて オリジナルの状態のままにしておきます。 また、鉄チューブを樹脂に変更すると重量が2.5kg軽量化でき総重量34kgとなり、チューブなしにすると 33kgとなります。 ■仕様
ご注文時ご相談ください。 ■費用 GSO50cmフルチューンナップV2費用 税別・送料別 \699,000- GSO40cmフルチューンナップV2費用 税別・送料別 \499,000- GSO35cmフルチューンナップV2費用 税別・送料別 \399,000- 本体ご注文時で同時注文の場合5万円OFF (本体望遠鏡購入後一年以内のお客様も含まれます) TOPに戻る |