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日没後または日の出前の2時間は人工衛星がよく見える時間帯で、彗星撮影の時刻と重なるため最近では人工衛星の軌跡が映ることが多くなりました。 MaxImDLの機能の1つに画像をコンポジットする際にシグマクリップ(Sigma Clip)のオプションがあり、これを使うと綺麗に人工衛星の軌跡を消すことができます。 原理を説明すると、遠くの天体は何枚撮影しても同じような映像が得られるのに対し、人工衛星は動きが速いので1コマずつ写ってくる位置や明るさが異なります。 映像の中の1画素に注目したとき、その画素の明るさは毎回同じようなシグナル値で写ってくると期待されますが、人工衛星が通過するその時だけ異常に明るい数値になります。 そこでコンポジットする際に、統計的に異常な数値を持つ信号はコンポジットに加えないという処理を行うことで人工衛星の軌跡を消すことができます。 実際の映像で比べてみてみましょう。 左の画像がシグマクリップを使った場合で、右の画像は通常の平均コンポジットを行った場合になります。 フォトレタッチのようにユーザの感覚に頼ることなく数学的統計処理を行うことで客観性を維持できるとても便利な機能です。
![]() 天体 レモン彗星 望遠鏡 SharpStar 150HNT D=150mm F2.8 カメラ FLI 冷却CCDカメラ ML11002 フィルタ 当社製ワイドRGB 露出 RGB各30秒ずつ TOP |